なぜ「熱取り(冷却)」が必要なのか?
腰痛や坐骨神経痛、ヘルニア、ぎっくり腰など、腰に関する痛みを抱える方にとって「熱取り(冷却)」は非常に重要なケア方法です。なぜなら、痛みを引き起こす原因の多くは炎症であり、その炎症を抑えない限り回復が遅れてしまうからです。
今回は、赤穂市で腰痛に悩む方に向けて、整体の視点から「熱取りの重要性」と「具体的な冷却方法」について詳しく解説していきます。
痛みの5段階とは?
痛みには以下の5つの段階があります。
- 激烈炎症期(3日間前後)
- 強い痛みで歩行困難。
- 安静時でも激痛。
- 湿布や薬が効かない。
- お風呂に入ると痛みが悪化する。
- 急性炎症期(~1週間)
- 痛みは強いが、少しずつ和らいでくる。
- 運動時や負荷がかかった時に痛みが増す。
- 慢性炎症期(~2週間)
- 痛みは軽減するが、まだ違和感が残る。
- 長時間の同じ姿勢や運動で痛みがぶり返す。
- 高原性経過期(~半年・数年に及ぶこともある)
- 炎症が長引き、安定しない状態。
- 体のバランスが崩れ、慢性的な痛みに繋がる。
- 平癒期(症状が安定し、再発しにくい状態)
もしあなたが、 「激痛で歩けない」「寝ていても痛い」 という状態であれば、それは 激烈炎症期 に該当します。
この時期に 温める ことは厳禁です!
炎症=「熱」を持っている状態!
「炎症」という言葉を見てみると、「火」が二つ並んでいるのが分かります。
つまり、 体の中で「大炎上」が起きている状態 です!
例えば、 火傷をした時、まず何をしますか?
→ すぐに冷やしますよね?
これは腰痛や坐骨神経痛、ぎっくり腰などにも同じことが言えます。 痛みのある部位は「炎症」を起こしており、熱を持っている状態 なので、まずは徹底的に冷やすことが重要なのです。
効果的な「熱取り(冷却)」の方法
✅ 熱取りをすることで得られる効果
- 炎症の拡大を防ぐ
- 細胞の正常化を促進
- 痛みを早く軽減
- 組織の修復を助ける
✅ 冷却の具体的なやり方
- 氷を使用する(アイスノンや保冷剤ではなく、必ず氷)
- ビニール袋に氷を 1/2~2/3 ほど入れる。
- 空気を抜いて袋をしっかり結ぶ。
- 氷をまんべんなく広げ、患部に直接当てる。
- 最低30分以上冷やす(長ければ長いほど効果的)
- 冷却中の感覚の変化
- ① 痛い(ジーンとくる痛み)
- ② ピリピリする(針でつつかれるような感じ)
- ③ 感覚がなくなる(ここまで冷却できればOK)
- 1日5セット以上を目安に冷やす
- 急性期(痛みが強い時):1日5セット以上
- 慢性期(痛みが落ち着いてきた時):1日2~3セット
- 痛みが完全になくなるまで継続する!
「熱取り」を行うべきポイント
✅ 腰痛がある方:腰とお尻の間を重点的に冷やす
✅ 坐骨神経痛がある方:腰とお尻の間を重点的に冷やす
✅ ぎっくり腰の方:腰とお尻の間を重点的に冷やす
✅ 脊柱管狭窄症やヘルニアの方:腰とお尻の間を重点的に冷やす
特に 運転中、食事中、入浴後、長時間座っていた後 など、痛みが気になる時は積極的に冷やすのがおすすめです。
よくある間違い!「温めてしまう」
腰が痛いと 「温めたほうがいいのでは?」 と思う方も多いですが、炎症が強い時期に温めると 逆効果 です。
温めるべきタイミングは「炎症が完全に治まった後」 なので、最初の段階では 必ず冷却 を優先してください。
まとめ:熱取り(冷却)で腰痛・坐骨神経痛を早く改善しよう!
✔ 炎症期には徹底的に冷却することが大切!
✔ 「痛みの段階」によって適切な処置を行う!
✔ 最低30分、1日5セット以上のアイシングを実践!
✔ 完全に痛みが去るまで継続する!
赤穂市で腰痛や坐骨神経痛、ぎっくり腰、脊柱管狭窄症、ヘルニアに悩んでいる方は、ぜひ 腰痛専門のヤマネ整体院 にご相談ください。
適切な施術と熱取りをはじめとした対処を組み合わせることで、より早く痛みを改善し、快適な生活を取り戻しましょう!
赤穂市で整体をお探しの方は「腰痛専門ヤマネ整体院」へ!