温めるのはNG?腰痛改善のための正しい対処法

腰痛があると「お風呂に入ると楽になるから温めた方がいい」と思っていませんか? 実はその考え方、逆効果かもしれません。

人間の体はたんぱく質でできており、熱に弱い という事実をご存知でしょうか?

例えば、温泉卵を作る際、お湯の温度が40度以上になると、卵のたんぱく質が凝固してしまいます。 人間の体も同じで、無理に高温にさらされると細胞がダメージを受け、のぼせや疲労の原因になります。

この“のぼせ”は、体が「危険だよ!」と出しているサイン。 それを無視して長時間お風呂に浸かっていると、体力を奪われるだけでなく、痛みが悪化することもあります。


痛みを温めるとマシになる?それ、感覚が鈍っているだけです!

「お風呂で体を温めると痛みが和らぐんです!」とよく言われます。

しかし、それは 痛みが軽減したわけではなく、感覚が鈍くなっているだけ なのです。

お風呂に入ると気持ちよくなり、ぼーっとしますよね? それと同じように、痛みの感覚も鈍くなっているだけなのです。

そして、お風呂から出て体が冷めてくると… 「さっきより痛みが増している!」 という状態に。

特に、 激烈炎症期(痛みが強い時期) にお風呂に入ると、余計に炎症が悪化してしまいます。

例えば、 火傷をした時、温めますか? いいえ、すぐに氷や冷水で冷やしますよね?

それと 腰痛の炎症も同じです。 炎症が強い時に温めるのは逆効果。

また、激烈炎症期には 喉が渇きやすくなる ことがあります。 これは 体内の水分が熱で奪われているサイン なので、

✅ こまめな水分補給

✅ 患部の冷却(氷で熱取り)

をしっかり行うことが大切です。


電気治療で温めるのもNG?

「電気治療(ホットパック、遠赤外線、干渉波、低周波)なら大丈夫ですよね?」

実はこれも 熱を発生させるため、炎症期には逆効果 なのです。

電気エネルギーは 熱エネルギーや位置エネルギーに変換される ため、電気を流すことで 患部が温まり、炎症が悪化する可能性があります。

早く痛みを減らしたいなら、 逆効果になることは避けましょう!


「冷やす」ことが本当の回復への近道!

温めると 感覚が鈍り、一時的に痛みがマシになったように感じるだけ。

しかし、冷めると 熱破壊 が起こり、痛みが増してしまいます。

一方で、冷やすことには 炎症による熱を抑え、痛みの原因そのものを取り除く 効果があります。

🔹 冷却のメリット

  • 炎症の進行を防ぐ
  • 患部の新鮮さを保つ
  • 細胞の回復を促進

つまり、 冷やすことで本当の意味での回復 に繋がるのです!

あなたは 一時的にごまかす方法 を選びますか? それとも 根本的に痛みを取り除く方法 を選びますか?

赤穂市で腰痛や坐骨神経痛にお悩みの方は、「腰痛専門ヤマネ整体院」にご相談ください!