◆ 自分で簡単にできる骨盤チェック法
まず「非荷重」という言葉をご存じですか? 非荷重とは、体重を乗せずに負荷をかけない状態のことを指します。軟骨はスポンジのように軽く圧迫されることで関節液が出て潤滑し、スムーズに動きます。しかし、非荷重の状態が続くと関節が油切れを起こし、錆びついたように動きが悪くなります。
◆ 非荷重チェック法
- かかと、つま先をピッタリくっつけます。
- 左右どちらかの足を上げて目を閉じます。
- 10秒保てれば問題なし
- 5秒以下なら非荷重傾向(注意が必要)
- 3秒以下なら完全非荷重(要治療・転倒注意)
◆ 歩くことの重要性
【冷え性改善】
歩くことで「第二の心臓」と言われるふくらはぎが活性化し、血行が良くなります。逆に歩かないと血行が悪化し、むくみや冷え性につながります。
【便秘改善】
ウォーキングの振動が腸の蠕動運動を促し、排便がスムーズになります。
【腎臓を守る】
歩くことで腎臓の濾過機能が活発になり、糖尿病腎症の改善が期待できます。東北大学の研究でも、有酸素運動が腎機能を向上させることが立証されています。
【心臓を強くする】
心臓は右回りにスピンして働いていますが、動かさないとスピンの力が弱まり、内臓機能が低下します。歩くことで心臓の健康を維持しましょう。
◆ 「歩かないと老化が進む」
膝や腰の痛みを理由に歩くことを控えると、活動量が減少し老化が進みます。元気なお年寄りは痛みに負けず動くことで健康を維持しています。痛みがあっても可能な範囲で歩くことが大切です。
- 痛みに負けず活動量を増やす → 元気になる
- 活動量が減る → 老化が進む
◆ 連続して歩くことが重要
- 30分連続して歩くと 関節の滑膜から関節液が分泌される
- さらに10~13分歩くと 関節軟骨全体に行き渡り滑らかに動く
- 結果として関節の痛みが軽減される
◆ 歩けない場合の対処法
1. 四つ這いの体勢をとる
四つ這いになることで脊柱の支えが作り直され、歩く力をつけることができます。
2. 静止深呼吸スクワット
両手を膝に置いて胸を張り、左右均等に体重をかけながら行うことでバランスを整えます。
3. カーフレイズ
かかとの上げ下げをゆっくり行い、足音を立てないようにするとふくらはぎの筋力が強化されます。
4. その場で足踏み
つま先をつけたまま踵を浮かし、足踏みをすることで足腰を鍛えることができます。
◆ 骨を強くするには歩くことが大切
歩くことで骨にマイナス荷電が発生し、カルシウムが引き寄せられ骨が強化されます(圧電効果)。
◆ まとめ:赤穂市で整体をお探しならヤマネ整体院へ!
赤穂市で腰痛・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症の整体をお探しの方は、ぜひヤマネ整体院へご相談ください。