「うわっ、痛っ!」と、夜中に足がつって目が覚めた経験、ありませんか?
実はそれ、ただの疲れじゃなくて──“骨盤のゆがみ”が原因かもしれません。
こんにちは、赤穂市の腰痛専門整体院「ヤマネ整体院」の山根です。
今回は、夜間やプール、産後などによく起こる「こむら返り」について、根本的な原因と予防法をお伝えします。
【こむら返りはなぜ起こる?その正体は筋肉の“反射”】
こむら返り(足のつり)は、ふくらはぎに起こる一過性の強い筋収縮。 「寝てるとき」「泳いでるとき」「座って片足を組んだとき」など、身体が“脱力状態”の時に起こりやすいのが特徴です。
実はこの現象、筋肉が『引っ張られた状態から急に戻ろうとする反射』によって起きています。
そしてこの「筋肉の引っ張られすぎ」の背景にあるのが──
✅ 骨盤のゆがみ(ズレ) ✅ 歩行不足による関節の緩み
なのです。
【歩かない生活が“ゆがみ”を生む】
現代人はとにかく歩きません。
買い物もネット、移動は車、オフィスでは一日中座りっぱなし。
こうした生活では、本来歩くことで適度にかかるはずの「荷重」が関節に伝わらず、骨盤や股関節周りの関節が“緩んで”しまいます。
ネジが緩んだように関節がズレると、それを支える筋肉(特に大腿〜ふくらはぎ)が緊張しっぱなしになり、やがてそれが限界を迎え、引っ張られた筋肉が反射的に戻ろうとして、こむら返りが起きる──という流れです。
【こむら返りが起こりやすいタイミング】
✅ 寝ているとき:非荷重状態(足に体重がかかっていない) ✅ プールで泳いでいるとき:浮いている状態で同じく非荷重 ✅ 産後の女性:骨盤が緩み、筋肉のバランスが乱れている
これらに共通しているのが、「体重が足にかかっていない=非荷重」という状態です。
特に産後の女性は、出産時の骨盤の開きや腹帯の未使用などにより、骨盤が大きく緩んだまま生活してしまうため、こむら返りが頻発する方が多いです。
【じゃあ、どうすればええの?】
答えはシンプルです。
▶ とにかくよく歩くこと。
関節に適度な荷重を与えることで、骨盤周辺が安定し、筋肉の過剰な緊張が緩みます。
歩くときのポイントは:
- 踵から着いて、つま先でしっかり蹴る
- 前傾姿勢で歩く(後ろ重心だと外反母趾の原因にも)
- 足裏全体に体重が乗るように意識
【こむら返りが起きたときの対処法】
痛くて悶絶しそうなこむら返り…起きたときは:
✅ 足首を起こして、ふくらはぎを伸ばす ✅ 壁に足裏をつけて、体重をグッとかける
「体重をかける」ことが、緩んでいた関節を締め、筋肉を落ち着かせる効果を生みます。
夜中に起きてしまった場合は、寝たままでも足裏を壁に当ててみてください。
【こむら返りが起こる人は、外反母趾や足底腱膜炎にも要注意】
実は、歩行不足+骨盤のゆがみで起きる不調は、こむら返りだけではありません。
▶ 外反母趾:踵荷重で歩くことで親指に負担が集中し、足の形が崩れる ▶ 足底腱膜炎:足裏の筋や腱が引っ張られすぎて炎症を起こす
これらも原因の根本は“ゆがみ”と“歩き方”です。
【ヤマネ整体院でできること】
当院では、
- 骨盤・股関節のゆがみ調整
- 歩行の癖や姿勢のチェック
- 歩ける身体づくりのためのセルフケア
を通して、「再発しない体」を目指した根本的な改善をサポートしています。
施術だけでなく、歩行指導や生活習慣までトータルで変えていけるのが当院の強みです。
【まとめ】
「こむら返り」は、ただの水分不足や運動不足ではなく、 “関節の緩み”と“歩行習慣の欠如”から来る体の悲鳴かもしれません。
痛みが出る前に。繰り返す前に。
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