はじめに:姿勢と重心のバランスが、体の痛みに深く関わっています
こんにちは、赤穂ヤマネ整体院の山根匡人です。今回は「姿勢と重心バランス」というテーマで、慢性的な体の痛みの根本にある仕組みについてお伝えします。
「整体を受けても、しばらくするとまた痛くなる」「腰だけじゃなく、膝や股関節まで痛くなってきた」——当院にお越しになる方から、こういったご相談をよくいただきます。
こうした症状が繰り返される背景には、多くの場合、姿勢のクセや重心のバランスの乱れが関わっています。
この記事では、整体の視点から「なぜ痛みが出るのか」「どこにアプローチすれば変化につながるのか」を、当院での施術経験をもとに具体的にお伝えします。

整体が必要になる痛みの本当の原因
「痛い場所」と「原因の場所」は別であることが多い
腰が痛い、膝が痛い、股関節が張る——こうした症状は、痛みの出ている部位だけを施術しても、なかなか改善につながらないことがあります。
なぜかというと、痛みの出ている場所と、痛みの原因になっている場所は、必ずしも一致しないからです。
たとえば骨盤が左右どちらかに傾いていると、腰・股関節・膝に非対称な負荷がかかり続けます。特定の筋肉だけが慢性的に緊張し、やがて痛みとして現れます。
当院では「施術内容が左右対称ではないところにプロらしさを感じる。私の体の歪みを把握して整えてくれているのが伝わる」という患者様の声をいただいています。
整体においては、体全体のバランスを見たうえでアプローチを決めることが重要です。
姿勢のクセが重心を崩す
重心のバランスが乱れる原因の多くは、日常生活の中で繰り返される姿勢のクセです。
たとえば、こんな習慣に心当たりはないでしょうか。
- 椅子に座るとき、いつも同じ方向に足を組む
- 立っているとき、どちらか片方に体重をかけている
- スマートフォンや仕事の画面を見るとき、首が前に出ている
- 長時間のデスクワーク後、骨盤が後ろに倒れた状態で座っている
こうした習慣が毎日積み重なることで、骨盤・脊椎・関節が少しずつ歪み、筋肉への負担が偏り始めます。
最初は「なんとなく重だるい」程度だったものが、やがて腰痛、坐骨神経痛、変形性膝関節症、変形性股関節症といった症状へと発展してしまうケースを、当院では数多く見てきました。
神経への影響という観点
骨格の歪みは、神経系にも影響を与えます。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアは、その代表的な例です。
骨盤や背骨のアライメント(位置関係)が崩れると、神経の通り道が狭くなったり、神経が引っ張られる状態が生じます。これが、坐骨神経痛のような「臀部から足にかけての痛みやしびれ」の背景になることがあります。
整体では、こうした神経への圧迫を減らすために、骨格・重心・筋肉のバランスを整えることを目的としてアプローチします。

こんな方は症状が悪化しやすい傾向があります
次のような生活習慣や体の特徴がある方は、姿勢・重心の乱れが進みやすく、整体での早めのケアをおすすめしています。
- 長時間座りっぱなしの仕事をしている——股関節の屈筋群が縮まり、骨盤が前後に傾きやすくなります
- 片側の荷物を持ち続けている——体幹の左右バランスが崩れ、側弯のような姿勢のクセがつきやすくなります
- 過去に捻挫・骨折などの怪我をしたことがある——かばい動作が定着し、重心のズレが残りやすいです
- 朝起き上がりに腰のこわばりを感じる——就寝中に筋肉が固まりやすく、骨盤周りの循環が低下しているサインです
「長時間歩くと腰から足にかけてしびれる」「階段の上り下りで膝が痛む」「股関節の付け根がつまる感じがする」——こうした症状は、重心バランスの乱れが体の特定部位に集中しているサインかもしれません。
よくある誤った対処法について
痛み止めだけでは根本の解決にならない理由
「痛みが出たら痛み止めを飲む」という対処法は、一時的に症状を和らげる効果はあります。しかし、重心のバランスや骨格の歪みそのものには働きかけていません。
当院に来院された方の中にも、「整形外科で処方された痛み止めを飲みましたが、効果はなく夜も眠れないほどの痛みが続き困り果てていた」とおっしゃる方がいらっしゃいました。脊柱管狭窄症と診断され、薬だけでは症状の原因に届かなかったという例です。
痛みは「体からのサイン」です。そのサインが出ている理由——つまり、どこに、どんな負荷がかかっているのかを確認しないまま症状だけを抑えても、同じ状態が続けば痛みは戻ってきます。
自己流のストレッチ・マッサージのリスク
「ネットで調べたストレッチをやっているけれど、なかなか改善しない」という方も多くいらっしゃいます。
自己流のケアが効果を出しにくい理由のひとつは、自分の重心がどちらに偏っているかを把握せずに、画一的なケアを行っているからです。
右の股関節に問題を抱えている方と、左の骨盤が下がっている方とでは、必要なアプローチがまったく異なります。体の歪みの方向性を確認せずに同じストレッチを続けると、場合によっては症状が長引く要因になることもあります。
赤穂ヤマネ整体院の施術アプローチ
「なぜ痛いのか」を数値で把握してから施術を始める
当院の整体では、施術の前に歩行分析を行います。歩いている様子を観察・計測することで、重心の偏り・骨盤の傾き・関節への負荷のかかり方を数値として把握します。
「痛みがある場所」だけを揉むのではなく、「その痛みがなぜ起きているのか」という根本の原因に目を向けるためのステップです。
患者様から「施術内容が左右対称ではないところにプロらしさを感じる」という声をいただいていますが、それはこの歩行分析をもとに、その方の体の歪みに合わせた施術設計をしているためです。

ボキボキしない手技で、強い痛みがある方も安心して受けられます
「整体」と聞くと「ボキボキされるのでは」と不安を感じる方がいらっしゃいます。当院の施術は、関節に急激な圧をかけないやさしい手技を基本としています。
強い痛みがある方、高齢の方、長期間症状が続いている方でも、身体への負担を最小限に抑えながら施術を受けていただけます。

問診・歩行分析・施術という流れの中で、一人ひとりの状態に合わせて施術内容と強さを調整しているため、初めての方でも安心してお越しいただいています。赤穂市・相生市・たつの市・赤穂郡上郡町・備前市・和気町など、播磨地域の幅広いエリアから来院いただいています。
患者様の声:具体的な変化の例
脊柱管狭窄症で5分しか歩けなかった方が、旅行に行けるようになるまで
ある日突然立って歩けなくなり、脊柱管狭窄症と診断された方がいらっしゃいました。痛み止めも効果がなく、夜も眠れない状態で当院に来院されました。
来院当初、その方が歩ける距離はわずか5分でした。
問診・歩行分析をもとに施術を進め、セルフケアも並行して続けていただいたところ、3〜4回目の通院の頃には15分歩けるようになり、夜の睡眠も取れるようになったとのことでした。
10回目の施術を終えた頃には、ほぼ通常の生活を送れるまでに回復。キャンセルを検討していた旅行にも、予定通りに行かれたそうです。
20年来の椎間板ヘルニアが、施術と自宅ケアの組み合わせで改善
44歳男性の方で、20年間椎間板ヘルニアと付き合ってこられた方もいらっしゃいます。2023年に症状が悪化し、1ヶ月入院されるほどだったそうです。
「歩けなくなるかもしれない」という不安を抱えて当院に来院されましたが、施術内容に沿ったセルフケア動画を繰り返し確認しながら取り組んでいただき、「10回の施術で痛みが気にならなくなり、趣味のカヤックを思う存分楽しんでいます」という言葉をいただきました。
坐骨神経痛で生活に支障が出ていた方が、半年で日常を取り戻した例
坐骨神経痛により日常生活に支障が出ていたある女性は、ご主人の勧めで当院に来院されました。
「良くなりかけてはぶり返して、心が折れそうになった」という時期もあったそうですが、施術を継続していただいた結果、半年後にはほとんど痛みを感じず、日々の生活に支障をきたすことなく過ごせているとのことです。
こうした回復の過程は、整体での施術と自宅でのセルフケアを組み合わせることで、段階的に進んでいきます。
ご自宅でできるセルフケアについて
院での施術と自宅ケアを組み合わせることが、変化を長持ちさせるコツです
整体での施術によって骨盤や関節を整えても、日常生活の姿勢や動作のクセが変わらなければ、同じ負荷が繰り返しかかります。
当院では、施術後にその方の状態に合わせたセルフケア動画をLINEでお送りしています。自宅でいつでも確認できるため、「教えてもらったことを忘れてしまった」という心配がありません。
「毎回コツコツとエクササイズを頑張っていると、3〜4回目の通院の頃には歩ける距離が伸び、夜も眠れるようになった」という声がありますが、こうした変化は院での施術だけではなく、自宅ケアの積み重ねによるものが大きいです。
日常生活で意識してほしい3つのこと
- 座るときの骨盤の位置を意識する——椅子に深く腰掛け、坐骨に体重が乗るように座ることで、骨盤の後傾を防ぎます
- 立ち上がりのときに膝や腰に急な力を入れない——椅子の端に移動してから立ち上がることで、関節への負荷を減らせます
- 歩くときに左右均等に体重を乗せることを意識する——片側に重心が偏る歩き方の習慣が、骨盤の歪みを助長します
これらは日常の中でできる小さな工夫ですが、継続することで姿勢・重心のバランス改善につながります。
Instagramで日々の情報を発信中していますので、日常のケアの参考にご覧ください。
まとめ:姿勢と重心から見直す整体の考え方
痛みの改善に向けて最初に必要なのは、「なぜその場所が痛いのか」という原因の特定です。
腰痛・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症といった症状の多くは、姿勢や重心バランスの乱れが長年積み重なった結果として現れています。
痛みが出ている場所だけをケアするのではなく、体全体のバランスを整えることで、症状の根本に働きかける——これが、当院の整体で一貫して大切にしていることです。
兵庫県赤穂市の赤穂ヤマネ整体院では、歩行分析をもとにした整体を、播州赤穂駅から徒歩9分の完全個室環境でご提供しています。赤穂市・相生市・たつの市・赤穂郡上郡町・備前市・和気町からご来院いただいています。

「長年痛みに悩んでいるが、整体でどこまで変われるか不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
患者様の声はこちらからご覧いただけます。






